さとり世代の本音…「社会人は想像していたよりも厳しかった」

エンターテインメント 話題
入社してよかったと感じたのはどんなときか
入社してよかったと感じたのはどんなときか 全 6 枚 拡大写真

 マイナビは7月24日、「2014年マイナビ新入社員意識調査-3か月後の現状」の結果を発表した。7割近くが社会人生活を厳しいと感じながらも、約90%が入社してよかったと回答。また、良好な人間関係を重要だと考えていることがわかった。

 同調査は2012年より行われており、今年で3回目。同社実施の新入社員研修フォローアップ講座に参加した新入社員1,241人を対象に、アンケート調査を実施した。調査期間は6月30日から7月4日。

 新入社員は90.7%が「この会社に入社してよかった」と感じており、「それはどんなときか」を聞くと、「上司・先輩に恵まれたと感じたとき(53.9%)」がもっとも多かった。次いで「仕事ならではの経験ができたとき(40.3%)」、「給与をもらえたとき(36.7%)」「褒められたとき(36.6%)」と続いた。

 また、「社会人になってどう感じたか」では、「想像していたよりも厳しかった」「想像していた通り厳しかった」あわせて68.6%、厳しく感じている新入社員が多かった。「厳しかったと感じたとき」を聞くと、78.0%が「能力・スキル不足を実感したとき」と回答。そのほかでは「人間関係の難しさを感じたとき(36.3%)」「仕事内容が困難だと感じたとき(34.8%)」があがっていた。

 「社会人として仕事をしていくうえで重要だと思うこと」では、「良好な人間関係(67.9%)」「楽しさ(49.9%)」「成功・評価・地位(35.5%)」が上位を占めた。4月に行われた同様の調査と比較して増加が目立ったのは、10.6ポイント増の「報酬(28.3%)」、9.0ポイント増の「楽しさ」、減少が目立ったのは9.8ポイント減の「挑戦(35.1%)」だった。

 「今、会社に求めていること」を聞くと、「給料を上げてほしい(31.7%)」「人材育成の仕組みを構築してほしい(26.3%)」などが上位にあがっていた。新入社員の教育担当であるOJTトレーナーに関しては、6割以上が「いる」と回答、面談頻度は「毎日(35.0%)」がもっとも多かった。一方で、「やっていない(29.2%)」「1か月に1回(9.9%)」があとに続いており、同社では「体制がありつつも面談が不十分なため、進捗を確認しあい、成長へと繋げることがしにくい状況」と指摘している。

入社から3か月後の新入社員、9割が「入社してよかった」…マイナビ調査

《黄金崎綾乃》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る