日産車体は7月28日、2014年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は1129億8100万円(前年同期比+29.6%)、営業利益は18億5700万円(前年同期は5億2400万円の赤字)、経常利益は17億6100万円(同6億5200万円の赤字)、四半期純利益は10億6000万円(同4億4300万円の赤字)だった。
日産自動車から受注している自動車は、主に中近東向けの『パトロール』や、北米向けの『インフィニティQX80』、国内・輸出向けの『NV350キャラバン』、国内向けの『NV200バネット』等が増加したことにより、売上台数は前年同期と比べ27.2%増加の4万7917台、売上高も29.6%増となった。それに伴い、収益も改善。前年同期は4億4300万円の最終赤字だったが、今季は15億円改善し、10億6000万円の黒字となった。
通期連結業績見通しは、売上高4550億円(前期比-4.1%)、営業利益は85億円(-16.4%)、経常利益は83億円(-17.2%)、当期純利益は138億円(+105.9%)とした。