日産自動車の第1四半期決算…田川常務「今期は営利進捗率23%に」

自動車 ビジネス 企業動向
新型 日産 ローグ
新型 日産 ローグ 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は7月28日、2015年3月期の第1四半期決算を発表した。消費税増税で若干減少した国内販売を米国や欧州の伸びでカバーし、連結営業利益は前年同期比13%増の1226億円となった。

グローバル販売は6%増の124万台で、うち米国は『ローグ』などが牽引し、14%増の35万台と好調だった。売上高は10%増の2兆4656億円となった。通期の業績予想は、営業利益で5350億円(前期比7%増)としている5月時点の数値を据え置いた。

記者会見した田川丈二常務執行役員は、「第1四半期は季節要因もあって利益が低くなるケースが多いものの、今期は営業利益の(通期予想)進捗率が23%になった」とし、堅調なペースと評価。昨年度までは2期連続で期中に業績予想を下方修正しただけに、「年間の計画をしっかり達成しようと、第1四半期から取り組んでいる」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る