日産自動車の第1四半期決算…田川常務「米国は新報償プログラムも好調支える」

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車本社
日産自動車本社 全 2 枚 拡大写真

日産自動車の田川丈二常務執行役員は7月28日の第1四半期決算発表の席上で、今年4月から米国のディーラーに対する新しい販売報償プログラムを導入したと明らかにした。

新方式では年間の計画達成に対する報償内容を提示したうえで、四半期や月次ごとにレビューするという。昨年度の販売経費の増大などによる収益の悪化などに対処した。ディーラー側からも「より長期の約束となるので、長い目で報償が見込めるなどと評価されている」(田川常務)という。

日産の第1四半期の米国販売は、新モデル効果や、こうしたテコ入れ策も効いて前年同期比14%増の35万台と好調だった。市場の伸びは7%だったので、同期のシェアは0.5ポイント拡大の7.9%になった。もっとも田川常務は、報償金の支給水準は業界では、なお「高い」と見ており、「いいレベルになるよう引き続き取り組んでいく」と話している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る