ルノー の決算、営業利益は25%増…2014年上半期

自動車 ビジネス 企業動向
ルノー・メガーヌRS
ルノー・メガーヌRS 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーグループは7月29日、2014年上半期(1-6月)の決算を公表した。

同社の発表によると、グループ全体の売上高は198億2000万ユーロ(約2兆6645億円)。前年同期比は3%のマイナスとなった。このうち、自動車事業の売上高は、前年同期比3.3%減の187億3900万ユーロ(約2兆5265円)。

一方、営業利益は7億2900万ユーロ(約125億円)。前年同期の5億8300万ユーロに対して、25%の大幅な増益となった。

売上高が前年実績を下回ったのは、独立系ディーラーによる在庫調整の影響を受けたのが大きな要因。営業利益の大幅な増加は、コスト削減効果の表れ。

2014年上半期の世界新車販売台数は、136万5988台。前年同期実績に対して、4.7%増となった。ルノーのカルロス・ゴーン会長兼CEOは、「新型車の成功のおかげで、上半期の販売と利益が増えた。この結果は、2014年通年の目標に沿うもの」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る