政府の宇宙政策委員会、宇宙インフラの中長期ビジョンを検討する「基本政策部会」を新設

宇宙 テクノロジー

政府の宇宙政策委員会は、安全保障政策と連携した宇宙政策のあり方や衛星の宇宙インフラに係る中長期のビジョンを検討するため同委員会に「基本政策部会」を新設することを決めた。

内閣府特命担当大臣(宇宙政策)から関係大臣に通知された2015年度宇宙開発利用に関する戦略的予算配分方針では、衛星などの宇宙インフラを安定的・継続的に開発・整備・運用し、適正な価格でサービスの提供を図ることは、日本の宇宙産業基盤の維持に貢献するとされた。また、宇宙利用産業や、ユーザー産業での宇宙利用の拡大にも貢献するため、「衛星等の宇宙インフラの開発・整備・運用等に係る中長期のビジョンを検討する」としている。

「日本再興戦略」改訂2014でも、「衛星等の宇宙インフラに係る中長期ビジョンの検討」が明記されている。

これらを踏まえ、安全保障政策と連携した宇宙政策のあり方、衛星などの宇宙インフラに係る中長期のビジョンを検討するなど、今後の宇宙政策のあり方を広く検討するため、「基本政策部会」を設置する。

部会は、安全保障政策と連携した宇宙政策のあり方、宇宙開発利用・基盤整備に関する中長期のビジョンを検討する。

《レスポンス編集部》

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