フィアット 決算、純利益は55%の大幅減益…2014年第2四半期

自動車 ビジネス 企業動向
フィアット500
フィアット500 全 1 枚 拡大写真

イタリアの自動車大手、フィアットグループは7月30日、2014年第2四半期(4-6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、傘下のクライスラーグループを含めた第2四半期の売上高は、233億ユーロ(約3兆2085億円)。前年同期の223億ユーロに対して、4.5%増加している。

一方、第2四半期の純利益は、1億9700万ユーロ(約270億円)にとどまる。前年同期の4億3500万ユーロに対して、55%の大幅な減益となった。

大幅な減益となった大きな要因は、2014年1月にクライスラーグループを完全子会社化したことを受けて、米国での課税が増えたため。欧州や南米市場での新車販売の落ち込みも、大幅な減益につながった。

第2四半期のクライスラーグループを含めた世界新車販売は、前年同期比2%増の120万5000台。このうち、NAFTA地域では10%増、アジア太平洋地域では42%増を達成している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  5. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る