南海、なんばCITYに「祈とう室」…9月30日開設

鉄道 企業動向
なんばCITY本館地下1階に設置される祈とう室のイメージ。9月30日に開設する。
なんばCITY本館地下1階に設置される祈とう室のイメージ。9月30日に開設する。 全 2 枚 拡大写真

南海電気鉄道は7月30日、イスラム教徒(ムスリム)向けの祈とう室を難波駅併設のショッピングセンター「なんばCITY」(大阪市中央区・浪速区)に設置すると発表した。9月30日に開設する。

【画像全2枚】

同社によると、ムスリムが多い東南アジア諸国からの訪日客が増加していることから、なんばCITYの本館地下1階に祈とう室を整備。男女別々に礼拝できるよう室内をパーティションで区切るほか、礼拝前に身体を清めるための「小浄施設」も男女別に設置する。祈とう室の設置は関西の鉄道会社では初めての取組みという。

南海は今後も飲食店舗でのポークフリー・アルコールフリーメニューの充実などを図る方針。「飛躍的に増加しているムスリム圏からのお客さまに満足いただき、当社線ならびに当社施設の利用を促進したいと考えています」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る