7月新車販売総台数は前年比2.4%減と再びマイナスに
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総台数のうち登録車は0.6%増の28万5886台と、ほぼ横ばいながら4か月ぶりのプラスになった。一方で軽自動車は7.1%減の17万4374台と、13か月ぶりにマイナスに転じた。軽は各社の新車投入効果もあって、消費税増税前の駆け込み需要が高まっていたものの、その受注も6月までにほぼ消化した格好だ。
自動車メーカー各社の1日までの決算発表会見でも、「新モデル以外の受注ピッチは大変厳しい」(富士重工業の高橋充専務執行役員)、「増税の影響は思ったより長引きそうだ」(スズキの長尾正彦常務役員)と、国内の需要動向に厳しい指摘が増えており、先行きへの警戒感が高まっている。
《池原照雄》