韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の主力中型セダン、『ソナタ』。米国で発売されたばかりの同車の新型が、早くも2度目のリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは7月28日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。新型ヒュンダイ ソナタについて、ヒュンダイの米国法人から、7月14日に続く2度目のリコールの届け出を受けたと公表している。
最初のリコールは、パワーステアリングの不具合だった。今回のリコールは、ブレーキの不具合によるもの。NHTSAによると、新型ソナタの2015年モデルの一部に、フロントのブレーキキャリパーが折れる恐れがあるという。
リコール対象となるのは、2014年4月下旬から6月中旬にかけて生産された2015年モデルの新型ソナタ。米国で販売された5650台が該当する。
ヒュンダイは、対象車を所有する顧客に連絡。販売店で、ブレーキキャリパーを交換するリコール作業を行う方針。