マツダは8月4日、子どもの安全・安心に配慮した自動車技術「マツダ・テクノロジー・フォー・キッズ」が、第8回キッズデザイン賞において、最優秀賞となる「内閣総理大臣賞」を受賞したと発表した。
キッズデザイン賞とは、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」の3つのデザインミッションから構成された顕彰制度。受賞作品には、「キッズデザインマーク(KDマーク)」の使用が認められる。
マツダ・テクノロジー・フォー・キッズは、子どもたちの視点から安全・安心を考え、子どもを大切にするという思いを込めた、マツダの自動車技術の総称。今回は「前方視界を拡大したAピラーとドアミラー配置」「巻き込み事故リスクを減らすサイドモニター」「車酔いさせにくい、スムーズな運転操作の習得をサポートする i-DM」「エンジンの誤始動を防ぐアドバンストキーレスエントリーシステム」という、『CX-5』を初めとした新世代商品などに採用している4技術が受賞した。
今回の受賞では、子どもの身体特性や心理特性に基づいた安全性向上に資する技術、機能の提案が高く評価され、過去最高となる400点以上の応募作の中から最優秀賞を受賞した。なお、自動車技術での受賞は今回が初となる。