スバル 米国販売、27%増の4.5万台超え…月販新記録  7月

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スバル フォレスター(米国仕様車)
スバル フォレスター(米国仕様車) 全 5 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは8月1日、7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、月販新記録の4万5714台。前年同月比は27%の大幅増で、32か月連続で前年実績を上回った。

牽引役を果たしたのは、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』。7月は月販新記録となる1万4524台を販売。前年同月比は47.6%増と、大きく伸びた。

2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。7月は月販新記録の6603台を販売。前年同月比は42.4%増と、引き続き好調。

また、新型『WRX』シリーズも、優れた立ち上がり。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で発表された新型WRXが、新型『WRX STI』を含めて、2005台を販売。前年同月比は、36.3%増と大きく伸びた。一方、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は7月、5268台を販売。前年同月比は4.4%減と、6か月ぶりのマイナス。

また、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、新型投入の効果で1万1768台。前年同月比は12.5%増と、3か月ぶりに増加した。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、新型投入により、48.9%増の4679台と、回復を遂げた。

スバルの2014年1-7月米国新車販売は、前年同期比17.9%増の28万3722台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「7月の販売記録は驚異的。ディーラーでは7月の頭から、これまでにない多くの新車を販売した」と述べている。

《森脇稔》

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