成田国際空港は、6月の空港運用状況を発表した。
航空機発着回数は、2013年夏ダイヤ以降の新規就航や増便などにより、国内線発着回数が4037回と、6月として過去最高を記録。総発着回数は、前年同月比1%増の1万8583回と32か月連続で前年を上回り、6月として過去最高となった。国際線は同1%増の1万4546回だった。
航空旅客数は、国際線の外国人旅客数が東南アジア5か国の訪日ビザ免除・緩和や、中華圏の訪日旅客の好調などにより、同8%増の79万5200人と17か月連続で前年を上回り、6月として過去最高となった。
国内線旅客数は、2013年夏ダイヤ以降のLCC(格安航空会社)の新規就航、増便などにより、同13%増の44万1272人と35か月連続で前年を上回り、6月として過去最高となった。
国際航空貨物量は、輸出貨物量、輸入貨物量ともに前年を下回った。仮陸揚貨物量は同26%増の6万2921トンと32か月連続で前年を上回り、開港以来過去最高を記録した。航空貨物量は、同6%増の17万0847トンと9か月連続で前年を上回った。