日野自動車は、2013年度の企業の社会的責任(CSR)に関する取り組みをまとめた「CSRレポート」を公式ウェブサイトにおいて、和英版同時に公開した。
今回のCSRレポートの社会性報告では、ステークホルダーである「顧客」「社員」「取引先」「株主」「国際社会・地域社会」の区分ごとに、基本理念の実現に向け日野が取り組んでいる考え方や、活動状況を紹介している。 特集では、顧客向けの省燃費運転、安全運転講習会を販社と共に開催しているお客様テクニカルセンターの活動を紹介。また、次世代育成支援の取り組みとして、タイの技術者育成支援を目的に、70周年記念事業の一環にて設けた奨学生制度を紹介している。
環境報告では、 環境保全に関する基本的な考え方「日野地球環境憲章」に基づく環境マネジメント、さまざまな環境課題に対応するため2015環境取り組みプランの枠組みに沿って積極的に進めている各種活動をデータとともに紹介。特集では、生産部門における環境取組みとして、古河工場周辺の小学生およびその家族と共同で行なった「河川生態系保全活動」を紹介。また自社製品に関する環境技術として、経済産業大臣賞をはじめ各種賞を受賞した「尿素を使わないNOx、PM後処理技術」についても紹介している。