フォード マスタング、デビュー50周年記念車…最後の1台をオークションに

自動車 ニューモデル 新型車
フォード マスタング 50イヤー・リミテッド・エディション
フォード マスタング 50イヤー・リミテッド・エディション 全 10 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは8月4日、限定車のフォード『マスタング50イヤー・リミテッド・エディション』の最後の1台を、チャリティオークションに出品すると発表した。

画像:フォード マスタング50イヤー・リミテッド・エディション

同車は2014年4月、米国で開催されたニューヨークモーターショー14で初公開。フォード『マスタング』のデビュー50周年を記念した限定車。1964年、フォードモーターは初代フォード『マスタング』をニューヨークで発表。2014年はちょうど、50周年の節目に当たる。ニューヨークモーターショー14で発表されたマスタング50イヤー・リミテッド・エディションは、新型マスタングをベースにした50周年記念車。

ベース車両は、5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジン(最大出力420ps、最大トルク54kgm)を搭載する「GT」。ボディカラーは、ウィンブルドンホワイトとコナブルーの2色を設定した。とくにウィンブルドンホワイトは、初代マスタングの量産第一号車と同じカラー。

また、ほぼ全てのオプションを標準装備。ブラックのレザー内装が採用され、シートは50イヤーズのロゴ入り。顧客は基本的に、ボディカラーとトランスミッションのMTかATかを選択するだけとなる。テールランプのクロームベゼルなど、初代をモチーフにした演出が施された。

マスタング50イヤー・リミテッド・エディションは米国市場で今秋、発売される予定。限定生産台数は、デビュー年の1964年にちなんで、1964台となる。その最後の1964台目を9月、米国で開催される有名自動車オークション、「バレット・ジャクソン」に出品。フォードモーターはその全ての収益を、慈善活動に充てる計画としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. 日産が北米初のPHEV『ローグ』発表、三菱『アウトランダー』のOEMに…ロサンゼルスモーターショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る