国土交通省が発表した、6月の造船主要53工場の鋼船受注・建造実績によると受注が112隻、447万9000G/T、起工が31隻、98万G/T、竣工が30隻、116万9000G/Tとなった。
竣工船価が1144億円で、2010年を100とした生産指数は66.4で、前年同月比10.4%減となった。
竣工実績のうち、国内船は、合計3隻、11万7000G/T、生産指数が181.7だった。内訳は、貨物船が1隻、貨客船が1隻、一般油送船が1隻であった。
また、輸出船の竣工実績は、合計27隻、105万2000G/T、生産指数が60.6だった。内訳は、貨物船が24隻で、うち一般貨物船が6隻(パナマ、シンガポール向け)、鉱石専用船が1隻(パナマ向け)、ばら積み船が8隻(パナマ、マーシャル諸島など向け)、鉱石兼ばら積み船が9隻(パナマ、シンガポールなど向け)だった。油送船は、LPG船が2隻(パナマ、シンガポール向け)、化学薬品船が1隻(パナマ向け)。
鋼船修繕実績は、124隻で工事金額105億円だった。