【北京オール・イン・チューニング14】来場者数3万人、高まる注目度と確かな「変化」

自動車 ニューモデル モーターショー
北京オール・イン・チューニング2014
北京オール・イン・チューニング2014 全 10 枚 拡大写真

中国・北京で開催された国際チューニングカーショー「オール・イン・チューニング 2014」。今年は2万平米の会場に85社、車両180台を展示。来場者数は約3万人を記録した。今回の感想を、イベント主催した雅森国際展示有限公司のシェ・ユウ氏に尋ねた。

【画像全10枚】

初日、昨年との大きな違いについてシェ氏は「イベントの注目度が高まった。それは初日の来場者数に現れており、最終的には去年の約3倍の来場者数に届くと予測している。この数字は中国国内でのチューニングカーの注目度を表しているとも言える」と答える。

続けてシェ氏は「中国国内のチューニングカーショーとしては、初めて自動車メーカー(VW)の協賛が得られた。去年までは、パーツメーカーやショップの出展がメインだったが、これは大きな変化だ」と述べた。

そして変化は規模や主催側だけではない。シェ氏は「去年までの来場者は、展示を観るだけだった。しかし今年は実際に商品をオーダーしたり、その場で購入したりと来場者にも変化が見え、出展企業にとっても高い満足度が得られるイベントとなった」と話す。そして「仲の良い出展企業から、去年の感覚で持参した名刺やパンフレットが1時間ではけ急遽手配をするハメになったと、うれしい悲鳴をもらった」と出展者からの反応を語る。

AITに出展するKYBの現地担当者、フ・リ・ジュン氏は「今年は、きちんとクルマの知識を持っている来場者が多い」と、来場者の傾向を述べている。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. ネオレトロ戦国時代!? 新型スズキ『GSX-8T/8TT』モビショーでの公開に、「いい意味でスズキっぽくない」「まさしく温故知新」など注目
  4. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る