土佐電鉄と高知県交通の統合新会社は「とさでん交通」に

鉄道 企業動向

土佐電気鉄道と高知県交通、土佐電ドリーム交通の3社を統合する新会社について、土佐電鉄と高知県交通は8月13日、新会社の名称を「とさでん交通株式会社」に決めたと発表した。10月1日に設立する。

土佐電鉄と同社子会社の土佐電ドリームサービスは、高知市を中心に高知県内の路面電車と路線バスを運営。高知県交通も高知市を基盤に高速バスや路線バスを運営している。利用者の減少などから経営が悪化しており、自治体が出資する新会社を設立して3社の経営を統合し、再建を図ることになった。

新会社の名称は7月に一般から募集し、1235件の応募があった。土佐電鉄と高知県交通によると、「高知電気鉄道」「とさ交通」「高知デンテツ交通」「とさっこ電鉄」「高知とさでん」「とさでん交通」「とさの国電鉄」「とさ電鉄コーポレーション」の8案が新会社設立委員によって推薦され、「高知県または県中央地域の会社であることがイメージできる名称かどうか」「これまでの社名(土佐電鉄・県交通)や愛称(とでん・県交)に配慮するかどうか」などの選考ポイントを踏まえ、「とさでん交通」に決まった。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「このご時世でも価格は据え置き!」31万円台で発売の125ccラグジュアリースクーターに熱視線
  2. メルセデスベンツの次世代高級ミニバン、『VLS』と『VLE』として市販化へ
  3. 『ディフェンダー』に2026年モデル、新ヘッドライトと大型タッチスクリーン採用
  4. 8人乗りのフォルクスワーゲン登場! 選択肢広がるミニバン『マルチバン』
  5. 3列シートの「マッスルSUV」米国での人気が加速!2026年は「V8」主力に大刷新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 三菱『エクリプスクロス』次期型、初のEVを欧州投入へ
  5. トヨタが新型アウトドア系BEV『bZ Woodland』発表、日本では2026年春頃発売へ
ランキングをもっと見る