【まとめ】トヨタ FCVセダン…未来担う新エネルギー車、市販版が登場

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ FCVセダン
トヨタ FCVセダン 全 24 枚 拡大写真
6月25日、トヨタは燃料電池車(FCV)の市販第1号となるセダンタイプの新型燃料電池車『FCV セダン』を発表した。

FCVは、水素を燃料とし化学反応により発電をおこなう電気自動車(EV)の一種で、排気ガスを排出しないエコカーだ。トヨタは、ガソリン車に置き換わる可能性のあるモビリティとして開発を進めてきた。

EVと言っても航続距離は長く、700km以上をゼロエミッションで走行することができ、水素の充填時間は約3分と、ガソリン車と変わらない使い方が可能である。普及への課題となっている水素ステーションの数も、政府などの施策によりその数は今後増加するという。

デザインは、東京モータショー13に出展された『FCV コンセプト』ほぼそのままといった印象で、大きな開口部をもつフロント回りと流れるような前後フェンダー、上下2段に分かれたテールライトなど、オーソドックスなセダンボディながら特徴的なエクステリアデザインをもつ。

正式な名称は未発表だが、発売は2014年度内を予定。価格は700万円ほどになる予定だ。


◆自動車の未来を担い誕生、今後の行方に注目が集まる

【トヨタ FCVセダン 発表】市販燃料電池車、700万円で2014年度内に発売

【トヨタ FCVセダン 発表】「ガソリン車に置き換わる」トヨタの燃料電池車戦略

【トヨタ FCVセダン 発表】燃料電池車と電気自動車、性能どうちがう?

【土井正己のMove the World】トヨタFCV、「長い長いチャレンジ」のはじまり

【トヨタ FCVセダン 発表】水素ステーション、数ではなく場所が重要

【トヨタ FCVセダン 発表】東京モーターショー コンセプトほぼそのままの姿で[写真蔵]

【トヨタ FCVセダン 発表】加藤副社長「ハイブリッドはEV、FCVを支えるキーテクノロジー」

【トヨタ FCVセダン 発表】テスラ モデルS がライバルになる?

【トヨタ FCVセダン 発表】加藤副社長、FCV主要ユニットは「内製にこだわって自社開発」

【トヨタ FCVセダン 発表】佐藤常務「関心ある方に検討いただける価格」

【トヨタ FCVセダン 発表】加藤副社長「当たり前のクルマになるチャレンジの始まり」



◆産学一体でFCV普及を後押し

安倍首相、トヨタFCVに試乗「政府として水素インフラの普及に貢献していきたい」

茂木経済産業大臣、トヨタのテストコースでFCVを試乗

【トヨタ FCVセダン 発表】シルバーカラーを初公開…米コロラド州のシンポジウムで

JX日鉱日石、FCV市販開始に向けて新会社設立…水素供給体制構築へ

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  2. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  3. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  4. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  5. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る