神戸新交通、ポートライナー増備車を発注…2016年運用開始へ
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増備車は現行の2000形車両を基本としつつ、車内環境やバリアフリー化、省エネルギー化に配慮。乗降口の混雑緩和を図るため座席配置を変更するほか、聴覚障害用ドア開閉動作開始ランプと視覚障害者用ドア閉め案内装置を設置する。室内灯や予備灯、前照灯は発光ダイオード(LED)に変更する。
神戸新交通によると、朝ラッシュ時(平日8~9時)は1時間あたり23本の列車を運行しているが、車両の増備で5本多い28本運転できるようになる。これにより運行間隔も三宮駅基準で13秒縮小して2分10秒となり、輸送能力は1時間あたりで現在より2250人多い1万2600人になるという。
《草町義和》