フォルクスワーゲン ティグアン、米国でリコール15万台…燃料供給系に不具合

自動車 テクノロジー 安全
フォルクスワーゲン ティグアン
フォルクスワーゲン ティグアン 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの主力SUV、『ティグアン』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。

これは8月11日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。ティグアンについて、「フォルクスワーゲンの米国法人からリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、燃料供給系統の不具合が原因。NHTSAによると、ティグアンの燃料供給システムに不具合があり、ガソリン内に気泡が発生して、エンジンが停止する可能性があるという。フォルクスワーゲンの米国法人は、「この不具合は、米国内の気温がとくに高い地域で発生」と説明する。

リコールの対象となるのは、ティグアンの2009-2014年モデル。2007年7月から2014年6月までに生産され、米国で販売された15万1389台がリコールに該当する。

フォルクスワーゲンの米国法人は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、燃料ポンプの圧力を増すために、ソフトウェアを改修するリコール作業を行う予定。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る