ボルグワーナー、米工場に投資…環境対応部品を増産へ

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ボルグワーナーの米国イリノイ州ディクソン工場
ボルグワーナーの米国イリノイ州ディクソン工場 全 1 枚 拡大写真

米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは8月14日、米国イリノイ州の工場に、940万ドル(約10億円)を投資すると発表した。

ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。

今回の投資は、今後3年間に渡って実行されるもの。米国イリノイ州のディクソン工場の設備を改修し、生産能力を引き上げる。

ディクソン工場では現在、EGR(排気ガス再循環装置)用の冷却システムなどを製造中。排出ガス中の有害物質を削減し、燃費向上に効果もある部品の増産に乗り出す。

また、今回の投資によって、ディクソン工場では、40名の新規雇用が創出される見通し。ディクソン工場のパディ・ランジェ工場長は、「ディクソン工場の拡張により、地域経済に貢献できることは喜ばしい限り」とコメントしている。

《森脇稔》

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