国際興業、首都圏と下北半島を結ぶ夜行高速バスの運行開始

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国際興業の高速バス(参考画像)
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国際興業は夜行高速バス「しもきた号」を新設し、新宿発を8月28日より、むつ発を8月29日より、それぞれ運行を開始する。

しもきた号は、新宿を起点に大宮駅を経由し、青森県八戸市、三沢市、東北町、野辺地町、横浜町を経て、下北半島のむつ市を直結する夜行高速バス。新宿発むつ行は木・金・土曜および繁忙期、むつ発新宿行は金・土・日曜および繁忙期に運行する。

青森県下北半島は、中心都市のむつ市、日本三大霊場である恐山をはじめ大間崎、尻屋崎、仏ヶ浦などの観光地、原子力関連施設が集積する六ヶ所村等が点在しているが、むつ市と空港(三沢空港)や新幹線停車駅(七戸十和田駅)から約80km離れ、首都圏からのアクセスが不便な地域だった。

今回、首都圏と青森県下北半島を直結する初の定期運行の夜行高速バスとして導入。同社では、乗り換えなしの手軽さや、航空機や鉄道と比較した際の経済性、朝到着するため現地で長時間滞在できる利便性といった夜行高速バスの特徴を活かし、帰省客や観光客、ビジネス客の利用を見込んでいる。

また同社では、既に東京駅・池袋駅を起点に、軽米町・八戸市・おいらせ町・六戸町・十和田市・七戸町を結ぶ「シリウス号」を毎日運行しているが、利用者が増加するシリウス号を補完するとともに、新たに新宿、大宮駅に停車することで新規需要の開拓を図る。

片道運賃は新宿~八戸が9500円、新宿~むつ市役所が1万2000円、大宮~八戸が9200円、大宮~むつ市役所が1万1700円。所要時間は新宿発が12時間45分、むつ発が12時間55分。

《纐纈敏也@DAYS》

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