1回の採血で13種類のがん、認知症を早期発見できる夢の技術とは

エンターテインメント 話題
プロジェクトのイメージ図
プロジェクトのイメージ図 全 2 枚 拡大写真

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立がん研究センター(NCC)、東レは18日、簡便にがんや認知症を検査できる診断機器・検査システムの開発に着手したことを発表した。13種類のがん、1回の採血で診断可能になる見込みだ。

 アカデミア、企業等他7機関とともに、プロジェクト「体液中マイクロRNA測定技術基盤開発」を5年計画で進める。具体的には、NCCに蓄積された膨大な臨床情報とバイオバンクの検体、マイクロRNA腫瘍マーカーについての研究成果を基盤として、体液中のマイクロRNAの発現状態についてのデータベースを構築、網羅的に解析する。東レが開発した高感度なDNAチップと、東レとNCCが共同開発した血液中に存在するマイクロRNAバイオマーカーの革新的な探索方法を活用する。

 この測定技術により、胃がん・大腸がん・乳がん・肉腫など、13種類のがんや認知症の早期発見マーカーを見出し、これらのマーカーを検出するバイオツールを世界に先駆け実用化を目指すとのこと。

13種類のがん、1回の採血で診断可能に……国立がん研究センターや東レが開発に着手

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る