川崎重工、シンガポール向けシールドマシンを8機受注

鉄道 企業動向

川崎重工業は8月21日、シンガポールの地下鉄工事などで使用するシールド掘進機を合計8機、五洋建設から連続受注したと発表した。今年後半から2016年前半にかけて順次納入する。

今回受注した8機はいずれも泥水式シールド掘進機。このうち6機はシンガポール陸上交通庁(LTA)が建設工事を進めている全長約30kmの地下鉄トムソンライン用で、ウッドランド・ノース駅と隣接トンネル、シン・ミン駅と隣接トンネルの2工区に投入される。上下線あわせて全長約6kmを掘削し、2017年中の掘削工事完了を予定している。

残りの2機は超高圧送電線用トンネルの建設工事で使用。シンガポール電力子会社のエスピー・パワーアセットが2017年中の完成を目指して進めるジュロン・パイオニア間トンネル工事に投入される。

川崎重工はこれまで、シンガポール地下鉄のダウンタウンライン建設工事用としてシールド掘進機10機を納入したほか、2013年には超高圧送電線用トンネル工事用として5機を受注している。

《レスポンス編集部》

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