JR北海道、711系引退で記念切符2種類発売

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JR北海道は711系の引退記念入場券を29駅で発売する。このうち深川駅と旭川駅は4駅分のセット販売で、29駅の入場券をセットできる特製台紙が付く。
JR北海道は711系の引退記念入場券を29駅で発売する。このうち深川駅と旭川駅は4駅分のセット販売で、29駅の入場券をセットできる特製台紙が付く。 全 4 枚 拡大写真

JR北海道は8月20日、本年度末までに運用を終了する711系電車にちなんだ記念切符として、「ありがとう711系記念入場券」と「ありがとう711系(復刻塗装)記念乗車券」を発売すると発表した。

「ありがとう711系記念入場券」は9月13日から発売。711系100番台S101~S117編成の写真を使用した全29駅のD型硬券入場券で、発売額は1枚170円になる。使用写真は各駅入場券ごとに異なる。

発売駅は小樽・南小樽・小樽築港・手稲・琴似・桑園・札幌・白石・野幌・江別・岩見沢・美唄・奈井江・砂川・滝川・深川・旭川・新札幌・北広島・千歳・南千歳・苫小牧・白老・登別・東室蘭・室蘭・石狩当別の各駅だが、このうち深川駅と旭川駅では江部乙・深川・納内・旭川4駅分のセット販売(680円)となり、全29駅分の入場券を収納できる台紙が付く。発売数は各1000枚。

「ありがとう711系(復刻塗装)記念乗車券」(3130円)は、2011年から国鉄時代の塗装に塗り替えた国鉄色復刻編成(S110・114編成)を券面にデザインした軟券乗車券2枚セット。1968年の函館本線電化開業記念デザインを復刻した専用乗車券袋が付く。10月4日8時から札幌駅で発売するが、発売初日のみ東通路のみどりの窓口での取扱いになる。発売数は1000セット。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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