新関西国際空港は、7月の空港運営実績を発表した。
関西国際空港の航空機発着回数は、国際線の供給量の増加や、国内線でLCC(格安航空会社)の新規就航などで、前年同月比7%増の1万2125回と、15カ月連続で前年を上回り、7月として過去最高となった。
このうち、国際線は旅客便が好調で同11%増の8009回と10カ月連続で前年を上回り、7月として過去最高だった。国内線は同1%増の4116回と2カ月連続で前年を上回った。
旅客数は同7%増の163万7772人と、13年ぶりに160万人を超えた。このうち、国際線の外国人旅客数が同27%増の55万4910人と過去2番目の水準だった。
貨物取扱量は国際貨物が伸びたため、同10%増の5万9986トンとプラスだった。
大阪国際空港の国内線発着回数は同1%減の1万1834回と前年割れとなった。旅客便がマイナスとなった。国内線旅客人数は同3%増の118万4894人だった。貨物取扱量は横ばいの1万2012トンとなった。