GM、米国でキャデラックなど12万台をリコール…シートの固定が不充分

自動車 ビジネス 海外マーケット
キャデラックATS
キャデラックATS 全 1 枚 拡大写真

大規模なリコール(回収・無償修理)問題が起きている米国の自動車最大手、GM。同社が新たに、米国市場で12万台をリコールすることが分かった。

これは8月15日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が公式サイトで明らかにしたもの。「GMからキャデラックなど複数車種について、リコールの届け出を受けた」と発表している。

今回のリコールは、シートの不具合が原因。シートの固定が不充分なために、衝突事故など大きな荷重がかかった場合、シートが外れる可能性があるという。

リコールの対象となるのは、2014年モデルのキャデラック『CTS』と『ELR』、2013‐2014年モデルの『ATS』、シボレー、GMC、ビュイックの各車。米国で販売された12万4007台が、リコールに該当する。

GMは対象車を所有する顧客に通知。8月末から、シートを正しく固定するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. ダイハツ滋賀・大分工場、部品供給不足で稼働休止…7月8-11日
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  5. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る