【VW ポロ 歴代モデル】大型化で剛性と安全性を向上、GTIは1.8Lターボに…4代目[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
VW ポロ 4代目
VW ポロ 4代目 全 48 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは25日、第6世代目となる新型『ポロ』を発売した。新型は、MQBモジュールとして設計された新型エンジンを搭載し、インフォテイメントシステム、電動パワーステアリングを装備。予防安全システムを進化させ、安全性や快適性、燃費性能に磨きをかけた。

1975年に初代が登場し、来年で40周年を迎えるVWポロ。『ゴルフ』とともにコンパクトカーのベンチマークとして君臨し、世界中で多くの支持を受けてきた歴代モデルを写真で振り返る。

4代目ポロは2001年に登場。ボディ剛性と安全性向上のためにサイズアップし、3代目の後期モデルから採用されたレーザー溶接の箇所を増やすことで、ボディ剛性は従来比33%向上した。

パワートレインは1.4リットルガソリンエンジンに4速ATが組み合わされ、2ドアと4ドアモデルをラインナップ。エンジンは従来品を踏襲しながらも、電子制御式スロットルバルブや可変吸気バルブシステムを採用し燃費を向上させた。

2005年12月にはスポーツモデル「ポロ GTI」を追加。4代目GTIは、2005年開催の「第35回東京モータショー」でワールドプレミアを果たし、その僅か2か月後に欧州に先駆けて発売された。

GTIには、歴代最強となるの1.8リットルターボエンジン(150ps、22.4kgm)と5速MTを搭載。足元には、15mmローダウンしたサスペンションに205/45R16のタイヤが組み合わされ、ブレーキディスクは238mm径の大型のものが装着された。

エクステリアには「ゴルフ GTI」譲りのブラックアウトされたハニカム構造のグリルや、GTI伝統のチェック柄シート、レッドステッチが施されたレザーステアリング、シフトブーツなどスポーティな印象が高められている。

2008年には、欧州で開催されるワンメイクレースカーのスタイリングを踏襲する「ポロ GTI カップエディション」を200台限定で販売。4ドアのGTIをベースに、シリアルナンバー付ステアリングや、専用デザインのエアロパーツ、ノーマル比1インチアップとなる17インチアルミホイールを装備した。

4代目では、SUVテイストのスタイリングをもつ『クロスポロ』もデビュー。独特のスタイリングにポップなカラーが受け、導入当初はポロの販売台数の15%以上を占め、3年間で3500台以上を販売した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る