米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは8月27日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー14において、コンセプトカーのシボレー『ニーバ』を初公開した。
同車はロシアで人気の高いSUV、ニーバの次期モデルを示唆したコンセプトカー。2016年に予定している市販モデルの発表を前に、モスクワモーターショーで来場者の反応を探るためのコンセプトカーを出品している。
現行ニーバに対して、モダンな内外装が特徴。若い顧客にアピールするアグレッシブさも表現される。コンセプトカーらしく、シュノーケルやルーフレール、スペアタイヤ、補助ライトなどが装着された。
また、伝統の悪路走破性もいっそう追求。BFグッドリッチ製の235/70R16サイズの大径タイヤをはじめ、高めの最低地上高に、アンダーガードを装備。搭載エンジンは1.8リットルガソリン。現行比でトルクは30%以上引き上げた。トランスミッションは5速MT。デフロック機構付き4WDを備える。
なお、次期ニーバは引き続き、GMとアフトワズの合弁会社、GM-アフトワズから発売される予定。同社は、「2016年の半ばに市販されるだろう」と説明している。