米国の自動車大手、クライスラーグループのジープブランドの主力車種、『チェロキー』。同車の新型が、米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは8月21日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。クライスラーグループから、新型チェロキーなど複数車種に関して、リコールの届け出を受けたと公表している。
今回のリコールは、サスペンションの不具合が原因。NHTSAによると、新型ジープ チェロキーのリアダンパーが不充分な溶接のために、車体から部分的に外れる可能性があり、事故のリスクが高まるという。
対象になるのは、2014年モデルのチェロキーと、ラム『1500』、2015年モデルのクライスラー『200』。米国で販売された1万5956台が、リコールに該当する。
クライスラーグループは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で点検を行い、リアのダンパーを交換するリコール作業を行うとしている。