【モスクワモーターショー14】メルセデス CLS63 AMG 改良新型、ロシア初公開…585psツインターボ

自動車 ニューモデル モーターショー
メルセデスベンツ CLS63 AMG 4マチックの改良新型(モスクワモーターショー14)
メルセデスベンツ CLS63 AMG 4マチックの改良新型(モスクワモーターショー14) 全 5 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは8月27日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー14において、改良新型『CLS63 AMG 4マチック』をロシア初公開した。

同車は2014年6月、欧州で発表。『CLSクラス』の大幅改良モデルの発表と同時に、高性能な「AMG」版、CLS63 AMG 4マチックもデビューしている。

改良新型メルセデスベンツCLS63 AMG 4マチックは、CLSクラスに準じた内外装の変更を実施。ヘッドライトのデザインを中心に、フロントマスクをフェイスリフト。バンパーやグリル、テールランプなどが新デザイン。このヘッドライトには、「マルチビームLED」がオプションで設定される。室内は、ステアリングホイールのデザインを小変更。ダッシュボード中央には、8インチの新型モニターが配置された。

パワートレインは、排気量5461ccのV型8気筒ツインターボエンジンを継続。最大出力は557ps/5500rpm、最大トルクは73.4kgm/1750-5250rpmを引き出す。トランスミッションは、デュアルクラッチのAMG スピードシフト MCT 7。0‐100km/h加速は4.2秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。

さらなる高性能を追求する顧客には、「S-モデル」を設定。排気量5461ccのV型8気筒ツインターボエンジンは、コンピューターなどが専用チューンを受け、最大出力585ps/5500rpm、最大トルク81.6kgm/1750-5000rpmを獲得する。標準仕様に対して、28ps、8.2kgmパワフル。

またS-モデルの駆動方式は、標準仕様のFRは用意されず、4WDの「4マチック」の最新世代版とのみ、組み合わせられる。この最新4マチックにもAMG専用チューンが施され、前後の駆動力配分は33対67を基本とする。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT 7。S-モデルは0‐100km/h加速3.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)。0‐100km/h加速は、通常のFR仕様よりも0.6秒、通常の4マチック仕様に対しては0.1秒速い。

メルセデスベンツはモスクワモーターショー14の会場に、10台のAMG車を展示。ロシアの富裕層へのアピールを強化している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る