15歳少年、無免許バイクで事故…ノーヘルで集団走行

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24日午後11時40分ごろ、熊本県菊池市内の県道を走行していたバイクが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。バイクを無免許で運転していた15歳の少年が意識不明の重体となっている。

熊本県警・菊池署によると、現場は菊池市四町分付近で片側1車線の緩やかなカーブ。バイクは数台で蛇行運転をしており、対向車線には故意に進入したとみられるが、このうち1台が対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

衝突によってバイクは転倒。運転していた合志市内に在住する15歳の少年は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体となった。警察は乗用車運転していた24歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

バイクを運転していた少年は無免許で、ヘルメットも着用していなかった。友人らのバイクと集団で走行していた。乗用車を運転していた男性は聴取に対して「バイクがこちらの車線に進入してきて、ブレーキが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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