三井造船、ベトナムで石油精製・石油化学プラント向け圧力容器の合弁生産を開始

船舶 企業動向

三井造船は、ベトナムのUBIタワー・ソル・メンバーとの合弁会社が、石油精製・石油化学プラント向プロセス機器(圧力容器)の生産を開始し、本格稼動したと発表した。

両社は合弁会社「MES UBI ヘビー・インダストリーズ」(MES UBI)をベトナムに設立、工場で圧力容器の製造を開始した。合弁会社の資本金は約6億4000万円で、両社が折半出資した。

合弁会社は既にベトナム国外向機器を受注しており、2015年2月に完成・納入する予定。これに加えて、主にベトナム国内と近隣東南アジア向見積引合が多数寄せられており、直近案件での発注を想定した客先の工場視察が相次いでいる。今後の受注状況を見極めながら要員の増員、設備の拡充も計画しており、2016年には約8億円の売上を計画している。

合弁パートナーであるUBIは、ベトナム・ハイズン省に工場を持ち、従来、風力発電用風車支柱、橋梁部品等を製作してきたが、事業拡大のため、既設設備を利用して製作可能な石油精製・石油化学プラント向プロセス機器(圧力容器)事業の海外パートナーを探していた。東南アジアでのプロセス機器(圧力容器)生産拠点設立を目指していた三井造船と目的が合致し、合弁会社を設立した。

《レスポンス編集部》

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