【モスクワモーターショー14】日産、パスファインダーとセントラを欧州初公開…現地生産モデル

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日産 ブース(モスクワモーターショー14)
日産 ブース(モスクワモーターショー14) 全 16 枚 拡大写真
日産自動車は、モスクワモーターショー14において、SUVの『パスファインダー』と中型セダン『セントラ』をヨーロッパプレミアした。

パスファインダーのパワートレインは3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンと、2.5リットル直列4気筒ハイブリッドエンジンの二種類。最新の4WDシステムとエクストロニックCVTが採用されている。アラウンドビューモニターやオーディオシステム、マルチメディアエンタテインメントシステムなど、装備も充実させた。

セントラには、1.6リットルのガソリンエンジンにAT、MT二種類のトランスミッションを用意。地方の道路環境にも適した155mmのロードクリアランスと強化されたサスペンションで、快適性を提供する。

生産は、パスファインダーをサンクトペテルブルグ、セントラをイジェフスクにあるアフトワズの工場で行う。

プレスカンファレンスでは、欧州地域の統括を担当するポール・ウィルコックス氏が「ロシアは日産にとって世界で5番目、ヨーロッパでは最大の市場。2016年には販売する車の90%を現地生産でまかなう。2014年のシェアは6.5%に達するだろう。これまでに培った強い販売力を活かし、3年以内に10%のシェア獲得を目指す」と語った。

ブース内は中東を中心に販売される『パトロール』から、好調の『キャシュカイ』、『エクストレイル』、ロシアプレミアとなった『ジューク』など大小SUVがよりどりみどり。また、中型セダン『ティアナ』や『GT-R NISMO』『ジューク NISMO』などスポーツモデルも展示。「GTアカデミー」の取り組みを紹介するグランツーリスモのシュミレーターは4台が設置された。ロシアでの存在感をより強めるため、勝負のモーターショー期間となりそうだ。

《吉田 瑶子》

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