箱根登山鉄道の新型車両、愛称は「アレグラ」

鉄道 企業動向
箱根登山鉄道が11月1日から営業運転を開始する3000形。このほど愛称が「アレグラ号」に決まった。
箱根登山鉄道が11月1日から営業運転を開始する3000形。このほど愛称が「アレグラ号」に決まった。 全 2 枚 拡大写真

箱根登山鉄道は8月29日、新型車両3000形の愛称を「アレグラ(ALLEGRA)号」に決めたと発表した。11月1日から営業運転を開始する。

3000形は、箱根登山鉄道が25年ぶりに導入する新型車両。走行装置には、同社の鉄道車両として初めてVVVFインバーター制御を採用する。前面は大型ガラス、側面には上下に大きく広がる展望窓を採用。車内は腰壁に木目調の化粧板を使用し、座席の窓台や肘掛け、テーブルなどには強化木を採用する。

愛称の「アレグラ」は、姉妹提携鉄道のスイス・レーティッシュ鉄道が走るグラウビュンデン州の希少言語・ロマンシュ語のあいさつ言葉にちなんだ。従来車の1000形「ベルニナ号」、2000形「サン・モリッツ号」と同様、スイスにちなんだ愛称が付けられることになる。

また、11月1日の営業運転初日には「アレグラ号」デビュー記念の特別列車を運転。運行時刻は強羅10時18分発~箱根湯本10時57分着で、特別列車の乗客30組60人を一般から募集する。申込みははがきで受け付ける。締切は9月26日(必着)。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る