ミネベア、中国でボールベアリングを合弁生産へ

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ミネベアは、中国の子会社が中国の精密ベアリングメーカーである寧波美培林軸承(WT)と、中国浙江省にボールベアリングを製造・販売する合弁会社を設立し、10月上旬から操業を開始すると発表した。

WTは、1999年7月に設立し、中国製の製造設備と中国製の材料部材を使用した中級品質のボールベアリングと関連製品を製造している。主にミニチュア・小径ベアリングの製造をしている一方で、ミネベアの製品群にはない中径ベアリングも製造している。

このため、両社が協業することでシナジーが期待できるほか、WTの技術力と、グローバルに事業を展開しているミネベアグループの総合力を融合することで、中国製の材料部材を使用したWTブランドベアリングの中国内市場を開拓していく。

新会社は、現在稼働中のWTの既存建屋と機械設備を使用し、同社の従業員を引き継ぐかたちで10月上旬に操業を開始する予定。ミネベア上海が1億3770万元の現金を出資し、WTが4590万元相当の機械設備などを現物出資する予定。

合弁会社は今後、中国市場でのプレゼンスを高め、多岐にわたる用途向け製品ラインアップを拡充。5年後には売上高100億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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