レカロ、米国でチャイルドシートをリコール…約4万台

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レカロの米国向けチャイルドシート、プロスポーツ385
レカロの米国向けチャイルドシート、プロスポーツ385 全 1 枚 拡大写真

高性能なシートブランドとして知られるレカロ。同ブランドのチャイルドシートが、米国でリコール(回収・無償修理)を実施する。

これは8月19日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。レカロ・チャイルド・セーフティ社から、「プロスポーツ385」に関するリコールの届け出を受けたと公表している。

NHTSAによると、プロスポーツ385の上側のテザーを使わずに、下側アンカーの固定のみで使用した場合、チャイルドシートに着座中の子どもの頭部が大きく揺れ、事故の際、子どもが負傷するリスクが高まるという。これは、米国の安全基準に抵触する。

リコールの対象になるのは、2010年6月中旬から2013年1月末までに製造されたプロスポーツ385。米国では、3万9181台が販売された。

レカロ・チャイルド・セーフティ社は、顧客にリコールを告知。チャイルドシートの正しい使い方を記したラベルに貼り換え、体重が18kgを超えた子どもには、この製品を使用しないよう、呼びかけている。

《森脇稔》

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