トヨタのインド販売、6.6%減…4か月ぶりに減少 8月

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トヨタ・エティオス クロス(デリーモーターショー14)
トヨタ・エティオス クロス(デリーモーターショー14) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は9月1日、8月のインド新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、8月の総販売台数は1万2384台(輸出を含む)。前年実績の1万5219台に対して、18.6%減となり、3か月連続で前年実績を下回った。

TKMは2014年3月中旬、インド国内の2工場をロックアウト(一時閉鎖)。賃金交渉が難航し、一部の従業員が生産を妨害したり、会社を脅迫したりしていることを受けて、TKMが工場のロックアウトに踏み切った。その後、工場では1か月間、通常の操業が出来ない状態だったが、4月下旬から、通常の生産体制に復帰。

8月実績の1万2384台の内訳は、インド国内販売分が1万1215台で、前年同月比は6.6%減と、4か月ぶりに減少。そんな中、2014年5月に発売したばかりの『エティオス クロス』と『カローラ アルティス』は好調だった。

また、TKMは2012年4月から、現地生産車の『エティオス』シリーズの海外向け輸出を開始。8月はこのエティオスを、1169台輸出している。

TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「間もなく到来する感謝祭シーズンには、需要が上向くことを期待したい。カローラ アルティスとエティオス クロスの顧客に感謝する」と語っている。

《森脇稔》

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