ルノー 日産、仏電気通信のオレンジと提携…EV約200台を供給へ

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日産リーフ
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ルノー日産アライアンスは9月3日、フランスの大手電気通信事業者のオレンジとパートナーシップを締結し、2015年までに、主にカーシェアリング用のEV約 200台を供給すると発表した。

オレンジは、これらEVをフランス国内の事務所や施設で、主にカーシェアリング用に使用。オレンジは現在、約2000台の共用車両を所有し、そのうちの約100台(ハイブリッド車、EV、ディーゼル車など)をカーシェアリング用として利用中。オレンジの従業員は、カーシェアリングの車をインターネットやスマートフォン専用アプリケーションから予約し、予約した車は、業務用としても個人用としても利用可能。

供給するEVは、ルノーからは、サブコンパクト車の『ZOE』、小型商用車の『カングーZ.E.』。日産からは、2014年6月に発売した商用車の『e-NV200』と『リーフ』。すでにオレンジは2012年から、ルノー『トゥイジー』を約30台保有。

また、ルノー日産アライアンスは、カーシェアリングサービスを提供する施設への充電ステーションネットワーク整備においても、オレンジを支援する。ルノー日産アライアンスとオレンジの間で締結された今回のEVに関する調達契約は、両企業の広範囲に亘る国際的パートナーシップの一環となる。

ルノー日産BVおよびアライアンスCEOオフィスのクリスチャン・マルドリュス副社長は、「ルノーと日産はアライアンスとして、サブコンパクトカーから小型商用車まで、ニーズに合わせて、最も幅広い種類のEVをオレンジに供給する。より多くのオレンジ従業員に、エンジンノイズゼロ、スムーズなハンドリングや加速、走行時の排出ガスゼロ、といったゼロエミッション・モビリティが持つ多くのメリットを楽しんで頂けると思う」と語っている。

《森脇稔》

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