JR東日本「えきねっと」、ポイント付与数を変更…えきねっと割引は来年1月限りで終了

鉄道 企業動向
「えきねっとポイント」は座席種別によってポイント付与数を変えているが、来年2月以降は自社・他社列車の別や切符の受取方法の違いによって付与数を変える。写真は東京駅で発車を待つ秋田新幹線『こまち』。
「えきねっとポイント」は座席種別によってポイント付与数を変えているが、来年2月以降は自社・他社列車の別や切符の受取方法の違いによって付与数を変える。写真は東京駅で発車を待つ秋田新幹線『こまち』。 全 2 枚 拡大写真
JR東日本は9月5日、同社のインターネット予約サービス「えきねっと」の割引制度やポイント制度をリニューアルすると発表した。ポイント付与数の変更や割引プラン設定区間の追加を行う一方、一部の割引制度を終了する。

ポイントサービス「えきねっとポイント」は2015年2月1日から、ポイント付与数を変更。現在は座席種別ごとに普通車20ポイント、グリーン車40ポイント、グランクラス50ポイントを付与しているが、変更後は自社列車の指定券について、指定席券売機での受取りかチケットレス申込みで30ポイントを付与し、みどりの窓口で受け取った場合は20ポイントを付与する。一方、他社列車の付与ポイント数は指定席券売機での受取りが20ポイント、みどりの窓口での受取りが10ポイントになる。

これに伴いJR東日本は、えきねっとポイントのリニューアルキャンペーンを実施。2015年2月1日からゴールデンウィーク期間前まで、ポイント数を2倍にする。

列車や席数、区間を限定して発売する割引プラン「えきねっとトクだ値」は設定区間を増やし、東京・上野・大宮・仙台~角館・大曲間と盛岡~秋田間、宇都宮~仙台間、高崎~新潟間の普通車を新たに加える。設定開始日は2015年2月1日。発売開始は2015年1月1日からで、事前受付は今年12月25日から開始する。

一方、2002年12月からサービスを開始した「えきねっと割引」は、2015年1月31日限りで終了する。えきねっと割引はJR東日本の新幹線指定席特急券を割引料金で購入できる制度で、現在は東北・上越・長野新幹線が距離に応じて100~400円引き、山形新幹線福島~新庄間は一律100円引き、秋田新幹線盛岡~秋田間は一律300円引きとなっている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  3. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  4. ホンダの社員食堂、白いユニフォームでカレーうどんを金曜日に食べる理由
  5. ホンダアクセス、新型『プレリュード』の純正用品発売…スペシャリティクーペをさらに上質に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る