米EVのテスラ、大規模バッテリー工場の建設地をネバダ州に決定

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テスラの大規模バッテリー工場の完成予想図
テスラの大規模バッテリー工場の完成予想図 全 1 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは9月4日、米国のバッテリー工場の建設地をネバダ州に決定した、と発表した。

テスラのバッテリー工場は、「ギガファクトリー」を命名されていたもの。2014年7月末、同社は米国でギガファクトリーと呼ばれる大規模な電池工場の建設に関して、パナソニックと協力することで合意した、と発表していた。

この合意では、テスラが土地、建物、工場設備を提供し、工場を管理。パナソニックは、双方の同意のもと、円筒形リチウムイオン電池セルを生産・供給し、リチウムイオン電池セルの生産に必要な設備、機械、およびその他の治工具などに投資する。テスラは、セルや他の部品を用いて、電池モジュールやパックを製造する。

ギガファクトリーが完成すれば、EVの長い航続距離を実現するリチウムイオン電池パックの製造コストを削減し続けることが可能に。さらに、テスラの目的であるEVを広く普及させる大衆向けEVに必要となる生産量を確保することが可能になる。

テスラモーターズのイーロン・マスク会長兼CEOは、「ギガファクトリーは、持続できる交通手段の実現に向けた重要なステップ。パナソニックや他のパートナーと協力し、このプロジェクトの可能性を最大限引き出したい」とコメントしている。

《森脇稔》

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