ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、MINI『ペースマン』をモデルチェンジ、日本で初めてクーペモデルにクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを追加設定し、9月8日より販売を開始した。
今回のモデルチェンジでは、一目でMINIとわかる、6角形のラジエーターグリルデザインを刷新し、「クーパーS」には「S」のロゴをあしらうなどして、「クーパーS」「クーパー」それぞれのキャラクターにマッチした、現代的なデザインとしている。
インテリアでは、メーターの文字盤を従来の白から黒系のアンスラサイトに変更することなどにより、インテリアの雰囲気を引き締めている。また、インストルメントパネルにもフィニッシャーを装備し、上質な室内空間を表現している。
さらにクーペモデルとしては日本初となるクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「クーパー D ペースマン」をラインアップに追加した。搭載する2リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、コモンレールダイレクトインジェクションシステム、可変ジオメトリーターボチャージャー等を採用し、最高出力は112ps、最大トルクは一般的な2.5リッターガソリン車を上回る270Nmを発生する。燃料消費率は、16.3km/リットルとなり、従来のガソリンエンジン搭載モデルと比べ約16%向上。ポスト新長期規制をクリアしたクリーンディーゼル車となり、取得税および重量税は免税、自動車税については75%減税が適用される。
さらに、装備、価格面では、スポーツアクティビティ・クーペにふさわしいスポーティな装備を中心に従来モデルより標準装備品を充実させた。
価格はクーパー ペースマンMTモデルの価格を従来から4万円引き下げ308万円とした。同ATモデルは321万円、クーパーS ペースマンはMTが362万円、ATが375万円、ジョンクーパーワークス ペースマンはMTモデルが460万円、ATモデルが477万円。クーパーD ペースマンは6ATのみの設定で341万円。