出光興産、災害時の安定的な燃料供給体制を構築…中央配送管理センター発足

自動車 ビジネス 企業動向

出光興産は、10月1日から「中央配送管理センター」を新たに発足させ、業務を開始すると発表した。

災害時でも万全な燃料油供給体制を構築するため、東京と大阪に配置していた物流部東日本配送課(東京受注センター)と西日本配送課(大阪受注センター)を、同一執務場所に移転・統合、新たに東京都中央区新川に「中央配送管理センター」として発足する。

センターは、災害に強い立地・施設にあるが、万が一、首都直下地震などの発生で、センターの機能が停止し、停止期間の長期化が見込まれる場合、災害の影響がなく、東京から陸路で比較的近い地域に代替機能を設ける。

同社は、石油製品を安全、安定的に供給するため、石油製品の陸上物流について受注・配送の全国一元管理体制の構築を検討してきた。東日本大震災などで得た教訓をもとに、南海トラフ巨大地震・首都直下地震を想定、災害対応力の強化・充実を図るため、今回災害に強い立地・施設に移転し、東京での一元的な管理体制に再編することにしたもの。

また、今回の統合により、オーダー集中時や荒天時など配送環境が悪化した際、全国規模での柔軟な受注・配送調整を迅速に行えるようにし、安定供給力の強化を図った。

今後、石油製品の陸上物流での受注・配送の全国一元管理体制のもと、安定供給の遂行に努め、競争力のある物流体制を追求するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る