ヤマハ発動機、森本SPV事業部長「電動アシスト市場は確実に戻ってきている」

自動車 ビジネス 企業動向
ヤマハ発動機 PAS 新製品発表会
ヤマハ発動機 PAS 新製品発表会 全 6 枚 拡大写真
ヤマハ発動機の電動アシスト自転車『PAS』を手がけるSPV事業部の森本実部長は9月8日に都内で会見し、消費増税後の電動アシスト自転車の販売動向について「確実に市場は戻ってきている」との見通しを示した。

森本SPV事業部長は「電動アシスト自転車の2014年上半期の総需要は前年同期比116%」とした上で、「1~3月の大きな需要の伸びの後、その反動を受けて4月は前年比で60%くらいまで落ちた。5月が同80%弱、6月は90%台まで復活して、ほぼ8月に(前年を)追い越せるかという勢いになるかと思ったが、大雨など天候不順の影響でちょっと市場が風邪をひいた形になったが、確実に市場は戻ってきている」と述べた。

また「そうした状況の中、ヤマハは同125%となった。シェアは31%、他社に供給しているドライブユニットを含めると昨年51%だったものが、この1~6月で53%まで伸長した」と説明。

その上で「総需要よりも高い伸長となったのは、2013年にトリプルセンサーの搭載で、よりスムースというテーマで商品をアップグレードしたほか、2014年には全車急速充電対応、オートヘッドライトを投入したことで、お客様からヤマハが欲しいといって頂ける声が増えていっている背景があったと確認している」と話した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る