マレーシア三菱東京UFJ、イスラム民間開発公社と契約締結

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア三菱東京UFJ銀行は、イスラム開発銀行グループ傘下のイスラム民間開発公社と1億米ドル(3億1700万リンギ)規模のイスラム金融に関する契約を締結した。ザ・スターが報じた。

契約は、コモディティ・ムラバハと呼ばれ、コモディティーの売買を介在させることでイスラム教で禁じられている利息の授受を回避する取引。運転資金をはじめとする幅広い資金ニーズに対応できる。イスラム民間開発公社の会員国である、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、トルコ、エジプト、パキスタンなど56カ国で金融プロジェクトを行う。

マレーシア三菱東京UFJ銀行の西田直樹 最高経営責任者(CEO)によると、4月に東京において両行は、世界的にイスラム金融産業に進出機会を図るため戦略的提携に関して覚書を締結していた。マレーシア三菱東京UFJ銀行は、今後もイスラム民間開発公社とのさらなる提携を強化して行く方針だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  6. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  7. BMW M、開発責任者が交代…高性能モデルの新時代へ
  8. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  9. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  10. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る