サスペンションメーカーのテイン(TEIN)から、スバル『WRX STI』向けに開発された車高調整式ショックアブソーバー「MONO SPORT(モノ・スポーツ)」が登場する。価格は17万8000円で9月末に発売予定。
モノ・スポーツは、サーキットからワインディングをターゲットとしたショックアブソーバーで、ノーマルよりもロールを押さえることでスポーツ走行時の安定性を高め、減衰力の最適化によりしなやかさとコントロール性を向上させた。スプリングレートはフロント10kg、リア10kg、車高は純正と比較してフロント-35mm、リア-25mmのダウン量となっている。
モノ・スポーツは、TEIN自慢の減衰力調整システム「EDFC ACTIVE PRO」との併用も可能で、これにより前後左右のG変化と車速変化により、リアルタイムで減衰を自動制御。スーパーカーなど一部の車両でしかできない減衰力をリアルタイムで自在にコントロールすることが可能となる。
制御は自動制御の他にドライバーの好みに応じて様々な”味付け”をすることが可能。自分好みのアシを車内のコントローラーから調整することができる。
テインではモノ・スポーツの他にもWRX STI用に、街乗りからワインディングにターゲットを絞った「STREET FLEX(ストリート・フレックス)」を発売中。こちらは人気のため生産が追いつかない状況で、価格は14万8000円(税抜)となっている。
ストリート・フレックスのスプリングレートはフロント8kg、リア7kg、車高は純正と比較してフロント-35mm、リア-25mmのダウン量となっている。