JR東日本と日立、M2Mネットワーク機器を共同開発…2製品を商品化

鉄道 テクノロジー
利用イメージ
利用イメージ 全 2 枚 拡大写真
 日立製作所は10日、鉄道や電力などの社会インフラ屋外設備の管理・保全を支援するM2Mネットワーク機器2製品を発表した。東日本旅客鉄道(JR東日本)と共同開発した。

 具体的には、太陽電池と温度センサーを搭載したセンサーノード「AirSense Sensor Node/太陽光発電型」と、小型・軽量化により携帯可能なゲートウェイ「AirSense Gateway/モバイル型」の2製品となる。9月11日から販売を開始する。

 「太陽光発電型センサーノード」は、太陽電池と省電力制御技術搭載により、電池交換なしに、長期間の設置が可能なセンサー。屋外設備に直接取り付けて、定期的にその温度状態を計測できる。「モバイル型ゲートウェイ」は、「太陽光発電型センサーノード」が計測したデータを、遠隔から無線により収集する携行可能なゲートウェイ装置となる。「太陽光発電型センサーノード」を施設や電力設備などに取り付け、「モバイル型ゲートウェイ」を作業員が携行もしくは車両に載せてその付近を巡回することで、各所の温度状態を自動的に収集できる。

 2製品は、日立「M2Mトラフィックソリューション」のラインアップの1つとして、各種サービスと組み合わせて提供される。

JR東日本と日立、M2Mネットワーク機器を共同開発……2製品を商品化

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る