JR西日本、関西圏公共交通の秋季フリー切符発売

鉄道 企業動向
JR西日本が9月12日から発売する「秋の関西1デイパス」のフリー区間。関西圏のJR線のほか近江鉄道も1日自由に乗り降りできる。
JR西日本が9月12日から発売する「秋の関西1デイパス」のフリー区間。関西圏のJR線のほか近江鉄道も1日自由に乗り降りできる。 全 3 枚 拡大写真

JR西日本と京阪電気鉄道、南海電気鉄道、近畿日本鉄道(近鉄)、大阪水上バス、近江鉄道の6社は9月9日、「秋の関西1デイパス」を発売すると発表した。JR線のフリー切符に私鉄線などの割引切符引換券が付く。

JR線は関西圏の新快速・快速・普通列車の普通車自由席が1日乗り降り自由。近江鉄道の鉄道全線や大阪水上バスの「アクアライナー」「水都号アクアmini」、江若バスと京阪バスの指定区間も切符を提示すれば自由に乗り降りできる。これに「湖都・びわこチケット」「高野山チケット」「室生寺・長谷寺参拝チケット」のいずれか一つに引き換えることができる引換券が付く。

「湖都・びわこ」は、京阪電鉄の御陵~浜大津間と石山寺~坂本間が1日乗り降り自由になるほか、琵琶湖汽船「ミシガン」のモーニング・ナインティー・シクスティー各コースのいずれか1乗船がセットになっている。「高野山」は南海電鉄の新今宮~高野山間の往復乗車券などをセット。「室生寺・長谷寺」は近鉄の鶴橋・京都~長谷寺間の往復乗車券と、長谷寺~室生口大野間の1日乗り降り自由などがセットされている。

発売期間と利用期間は、9月12日から12月14日まで。利用日の1カ月前から当日まで発売する。発売額は大人3600円・子供1800円。JR西日本エリアの主な駅のみどりの窓口、みどりの券売機、主な旅行会社で発売する。電話予約も受け付けている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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