三菱みなとみらい技術館、開館20周年記念でロボットを使った特別授業を実施

宇宙 エンタメ・イベント
三菱みなとみらい技術館、開館20周年記念
三菱みなとみらい技術館、開館20周年記念 全 2 枚 拡大写真

三菱みなとみらい技術館は9月11日、「開館20周年記念式典」を開催した。地元横浜市の小学5、6年生約120人を招き、三菱重工業が開発したロボットを使った特別理科授業などを行った。

【画像全2枚】

式典では冒頭、主催者を代表して三菱重工の大宮英明会長が挨拶し、技術館が加盟する全国科学館連携協議会の毛利衛会長(日本科学未来館館長、宇宙飛行士)からのビデオメッセージも届けられた。

また、地元招待者の横浜市立戸部小学校児童を代表して6年生の和田唯さんと5年生の榊原悠人さんがくす玉割りを行い、最後に鈴木純二館長がお礼を述べた。

その後行われた「ロボット理科授業」には、コミュニケーションロボット「wakamaru」と、原子力発電所の保全などに活躍する遠隔点検ロボット「MARS-i」が登場した。wakamaruは戸部小学校の5、6年生と会話による双方向コミュニケーションを行い、MARS-iは、階段などの障害物を乗り越えながら点検作業を披露した。鈴木館長と、MARS-iを開発した三菱重工神戸造船所の技術者がそれぞれ講師を務め、技術開発の大切さやものづくりの魅力を伝えた。

記念式典終了後には、技術館を会場に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の主催による「女性が拓く宇宙航空の夢と未来」シンポジウムが開催され、女性宇宙飛行士の山崎直子さんらと戸部小学校の児童が交歓した。

同シンポジウムは国が進める男女共同参画活動の一環として開かれたもので、宇宙航空分野に関係のある女性を中心に約100人が参加した。

三菱みなとみらい技術館は1994年6月、地域の人々との交流と科学技術に対する関心を促進することを目的に横浜に開設した。三菱重工が手掛ける最先端の科学技術・製品を6つの展示ゾーンに分け、実物と模型、映像やパネルなどでわかりやすく紹介している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  2. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  3. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  4. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
  5. 【メルセデスベンツ GLCクーペ 新型試乗】最も売れたベンツ、その走りは「気持ちに訴えかける味わい」だった…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る